新型コロナ第4波の始め頃には発生が止まっていたハノイのデルタ変異株ですが、7月6日から毎日発生が続いています。

もくじ

ハノイ市内で感染爆発が起こりませんように。。。

18日は42名、19日朝は12名でした。

このツイートをした日の夜にベトナム政府からハノイ市内の新型コロナ対策を厳格化するという発表がありました。

在ベトナム日本国大使館からもメールが届きました。以下がその内容です。

ハノイの新型コロナ感染防止策 (7月19日から)の内容

ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市の感染防止対策強化)

●7月18日、ハノイ市は、ここ数日、市内において感染源不明の感染者が発生していることなどを受けて、7月19日午前0時からハノイ市内全域において感染防止対策を強化することを発表しました。

●邦人の皆様におかれましては、引き続き感染防止対策に努め、ベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。

7月18日、ハノイ市は、公電(15/ CD-UBND)を発出し、7月19日午前0時から、市内全域において感染防止対策を強化することを発表しました。主な内容は以下のとおりです。

●職場での勤務、生活必需品や医薬品の購入、急病や災害等の緊急事態など、真に必要な場合を除き、自宅に留まること。

●5K(マスク着用,消毒,距離の確保,密集しない,医療申告の実施。)を厳格に実施し、人との接触時には最低でも2mの間隔を維持すること。

●職場、学校、病院以外の場所で5人を超えて集まらないこと。

●外出する場合は、ウェブサイト(www.tokhaiyte.vn)やアプリ(Ncovi、Bluezone)を活用して、常に医療申告を行うこと。

●不要不急の営業活動を全て停止すること。活動が許可されるのは、工場、道路工事現場での活動、生活必需のサービス・物品(食料、医薬品、電力、水道、燃料、ガソリン等)の販売業、飲食店(持ち帰りのみ)、銀行や企業を支援する活動に直接関連するサービス(公証役場、弁護士、検査、登録手続等)、証券、郵便、通信、輸送、貨物輸出入、病院、葬儀等である。いずれの活動においても、QRコードを用いた医療申告を実施すること。

●企業や工業団地は感染予防策とともに、感染者が発生した場合の対策を策定し、感染拡大リスクの評価を毎日実施すること。

●ハノイ市内にある国家行政機関、企業(外国資本企業を含む)、団体においては、勤務者の50%をオンライン勤務又はシフト制をするよう計画を策定すること。ハノイ市の関係機関は、出勤率が1/2を超えないようにし、IT技術を活用し、在宅勤務を行うこと。対面での活動を最小限とし、オンラインへと切り替えること。

●ハノイ市と他省市との往来を最大限控えること。

●ハノイ市内及び周辺地域にある工業団地に通勤する従業員について、地方行政機関(従業員・専門家の居住地、工場・企業のある地域)に登録すること。また通勤送迎車両を毎日登録し、居住地・移動中・職場における感染症対策を遵守し、当局の指示に従ってサンプル検査を受けること。

●他省市からの貨物輸送について、地方当局に事前登録した場所においてのみ受け渡しが可能であり、出発地点及び立ち寄った地点で医療申告を行うこと。運転手及び同乗者は、3日以内に発行されたRT-PCR検査陰性証明書を所持しなければならない。貨物の受け渡しや燃料補給時以外には停車せず、人との接触を最大限控えること。

●公共旅客輸送サービスは、従業員・専門家・隔離対象者の輸送や、生産に必要な物資を輸送する場合を除き、運行率を50%に抑制し、座席数も50%以下にする。個人の交通手段による移動も最大限控える。他省市からの旅客輸送車両は、ハノイ市内を通過するのみで、市内での旅客の乗り降りは認められない。

●結婚式の開催は一時休止する。葬儀については30人を超えない範囲で実施可能であるが、医療機関が厳格に監視を行う。

(連絡先)

在ベトナム日本国大使館 電話番号:+84-24-3846-3000

2021.7.18 在ベトナム日本国大使館からのメール

以上の事項を守り、不要不急の外出を控えなければいけない日々がまた始まりました。

ホーチミン市の第4波の感染者合計は3万2千人を超え、ロックダウン状態となってしまっています。

第3波まで新型コロナに勝利を続けてきてベトナムですが、第4波は1波よりも長期戦に突入。

デルタ変異株には苦戦していますが、作戦を練り勝利を目指して前に進むしかありません。

投稿者 ヨシヒロミウラ

在越ライター。 2017年国際交流基金「日本語パートナーズ」としてベトナムの首都ハノイに派遣される。2018年に任期終了後し帰国するが、同年ハノイに戻る。武蔵大学経済学部経営学科卒業