日本人なら、ベトナムに住んでいると、納豆が恋しくなる事があると思います。
ハノイ市に関して言えば、アクルヒ・トミブン・ケインショクギョウム・ハノイ商店にいけば、日本の納豆(冷凍)を入手できます。
もくじ
ロックダウン生活では、食品買い物の感染リスクも下げたい
しかし、ベトナムのロックダウン(南部の多くの市・省や中部ダナン市・北部のハノイ市)では、
外出、買い物や交通に厳しい規制がかかっていて、食料調達も本当に大変ですよね。
食料買い出し時の感染リスクは可能な限り下げたい。
そうは言っても、冷蔵庫の容量にも限界があるから、要冷蔵・冷凍な食品の一度の買いだめにも限界がある。
健康のために毎日納豆を食べるといっても、冷蔵庫・冷凍庫内の場所をかなり取るし。。。
それにベトナムで納豆を買うと、結構高い(笑)。
ベトナム以外でも、日本国外に住んでいる邦人の方なら、「納豆を毎日のように食べたいけど、なかなか買えないし高い」
という悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
というわけで、今回は私が2018年からしている自宅で簡単に出来る納豆の作り方を紹介します。
どうして自宅で納豆をつくり始めたのか?
私は日本にいた時からほぼ毎日のように納豆を食べていたんですが、
ベトナムに来てから納豆を食べなくなり、6ヶ月ぐらいしてちょっと体調を崩しやすくなってしまいました。
そして、体が納豆を求めるようになった(笑)。
それから納豆をアクルヒ(2017年では日本食スーパーはアクルヒしかなかった)で買って食べ始めてから、
また体調が良くなり始めたという経緯があって、べトナムでも納豆をまた食べ始めました。
しかし、ベトナムで納豆は結構高くて、毎日食べるにはちょっと財布が痛い。。。
という訳で自宅で作り始めたという訳です。
ベトナム人のための納豆づくりワークショップを開いた事もあります。
1日でしかも1パックで1週間分の納豆がつくれる!
ホームメイド納豆なら、このようにたっぷりご飯にかけて食べる事が出来ます。
では、作り方を説明します。
大豆を400g用意します。
1.乾燥大豆ならなんでもいいのですが、私はいつもロッテマートの大豆を使っています。
それから、一晩水につけます。
翌日朝に水につけた大豆にはアクが浮いていますから、
それを取り圧力鍋で30分ぐらい茹でます。
ちなみに私の圧力鍋はPHILIPS HD2137です。
ベトナムの電気製品店に行けば購入できます。
煮終わったら、水を切ります。
大豆は熱いから気を付けてください。
冷凍された納豆をそのまま大豆の中(底の方)に入れます。
(あれば)日本手ぬぐいか、タオルをかけて、電気圧力鍋をヨーグルト(Sữa chua)モードにして発酵させます。
6時間~8時間に設定して、時々かき混ぜて納豆菌を空気に触れさせます。
発酵時間は、その日の季節・気温にとても左右されます。暑い日は6時間でもいいし、寒い日は8時間(それ以上)の時もあります。
出来上がりました!
粘りが見えますか?
出来上がったら冷蔵庫に入れて保存します。
季節・天気・部屋の温度・発酵時間が関係して納豆の味が決まります。
自分の好みの味を作り出す面白さがあって、とても楽しいです。
私はいつも、このベトナムの大容量アイスのケースに入れています(笑)。
作り方 まとめ
用意するもの 作り方
納豆1パック(冷凍)、大豆400g、飲料水、電気圧力鍋[ヨーグルト(Sữa chua)モードがついているもの]
- 大豆を水に一晩つける
- 浮いたアクをとり、電気圧力鍋で30分茹でる
- 水を切り、大豆を電気圧力鍋に戻し、熱いうちに冷凍納豆を大豆の中に入れる。
- 電気圧力鍋のフタを開けたまま、ヨーグルト(Sữa chua)モードに設定し、6~8時間温める
- 温めている最中に納豆が解凍されてきたら、納豆菌を空気に良く触れさせて増やすために、時々納豆と大豆が混ざるようにかき混ぜる。
- 6~8時間後に完成。
- 出来上がったら容器に入れて冷蔵庫に入れて保管する。
いかがですか?
健康づくり、節約のために納豆づくりをお勧めします。
納豆づくりで質問があれば、お気軽にどうぞ。