(acworks:写真AC)

ロシアで開発された新型コロナウイルス「スプートニクV」の生産が、

保健省傘下の企業である VABIOTECH社によって成功したと公式発表されました。

ベトナムTuoi Tre Newsによると、

スプートニクVを開発したロシアのガマレヤ国立疫学微生物学研究所は、

8月26日にバッチ生産されたSV-030721Mをテストし、

その品質基準を満たしていると確認した。

もくじ

ベトナムがロシア開発の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」のバッチ生産に成功

スプートニクV 生産の様子

ベトナムでスプートニクVはハノイにあるVABIOTECH社で生産されています。

ベトナム保健省は3月23日にスプートニクVに緊急使用の条件付き承認をし、

VABIOTECH社は、7月21日に試験的にワクチンの製造を正式に発表しました。

スプートニクVの特徴

スプートニクVは3週間間隔で2回接種するが、

1回目と2回目で異なるベクターを使っている。

英医学誌The Lancetで発表された臨床試験結果によると、

スプートニクVの有効性は91.6%の予防効果が認められている。

また臨床実験で接種した98%が新型コロナウイルスに対する抗体を持っていた。

投稿者 ヨシヒロミウラ

在越ライター。 2017年国際交流基金「日本語パートナーズ」としてベトナムの首都ハノイに派遣される。2018年に任期終了後し帰国するが、同年ハノイに戻る。武蔵大学経済学部経営学科卒業