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ベトナムにもゴールデン・ウィークがある
2020年、日本のゴールデン・ウィークは、新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛化が続く中で始まりましたが、ベトナムのゴールデンウィークは、社会隔離の緩和措置がとられた中で始まりました。
ハノイにはすでに賑わい戻り始め、交通が増えています。カフェ等飲食店にも賑わいが戻り始めています。
ベトナムにもゴールデン・ウィークがあり、4月30日は南部解放の日で、第二次世界大戦以降分断されていたベトナムが1975年に統一されたとして祝日になっています。
そして5月1日はメーデーで、世界各国で労働者の日として祝日になっていますが、ベトナムもメーデーは祝日。
さらに今年の5月2日、5月3日が土日で、今年のベトナムのゴールデン・ウィークは4連休となっています。
このコロナ禍で打撃を受けた飲食店にとって、今回のゴールデン・ウィークはうれしい事かぎりです。
ベトナムのゴールデン・ウィーク前夜 リンラン通り 2020年4月29日 21時頃の様子
ハノイのリンラン通りは、日本人向けサービスアパートメントが多く、日本食レストランやバー、カラオケなどがあり、通常なら出張でハノイに来た日本人が集まり、毎晩賑わいを見せている日本人通りです。
しかしコロナ禍の今、日本人の姿はほとんど見られません。
閉店中のカラオケが多く、コロナ前は通りのあちこちにいたカラオケの呼び込み女性の姿もありません。
リンラン通り入口にあるこの海鮮レストランは、コロナ禍前からベトナム人に人気のお店です。
美味しいお店はコロナ禍でもやはり強い!
各テーブルはソーシャルディスタンスがとられていて、とても離れています。
足で羽を蹴るスポーツ、「ダーカウ」やバドミントンをするベトナム人でいつも賑わっている広場ですが、夜は路上カフェになります。
この夜もベトナム人の若者が集まっていました。
とても祝日の夜とは思えないリンラン通り。人も車もバイクも少なすぎる!
少しタクシーやバイクが出始めているけど、まだまだコロナ禍以前の賑わいには程遠いですね。酔って歩く日本人の姿も見られません。
2019年オープンしたお洒落なイタリアン レストラン「Vinci ヴィンチ」。グループで食事するお客さんの姿が少し見られます。
リンラン通りの賑わいが戻るのは、日本からの国際線が開始されてからでしょうか?
しかし新型コロナウイルスの感染拡大は海外からウイルスが入る事から始まります。
日本人・外国人が自由にベトナムへ入国できるようになるのはまだ先のように感じられます。
社会隔離緩和後にリンランのレストランで食事しているハノイ在住の日本人は多いと思いますが、やはり出張者がいないのはこの通りにとって痛手でしょう。
コロナ禍で世界中が強烈なスピードで変化している現在、ハノイ在住日本人としては、やはりハノイのリンラン通りが今後どうなっていくかとても気になります。