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ベトナム国内外で話題の「コメATM」とは?
スーパーへ行く途中、「コメATM」をみかけました。
「コメATM」は新型コロナウイルス拡大防止策の社会隔離のために食事がとれず困窮している人々を救おうと、ベトナム人有志がベトナム全土からコメを集め人々に配るという活動です。素晴らしい。人から受け渡してもらうのではなく、ATMのように無人でコメをもらえるという新しいアイディアがあるボランティア活動。面白いし、感染防止になる良いアイディアだ。「コメATM」は、ベトナム国内外の様々なメディアでニュースになっていて、日本でもNHKや各TV局が報道しています。コメATMの看板や垂れ幕?が前からあったから、ここでコメATMがやってる事は知っていましたが、稼働してるところは初めて目撃しました。
以下はコメATMがNHKのニュースになった記事の引用です。
「コメATM」登場 コロナで生活困窮の人々を支援で ベトナム
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、商業活動の制限が続くベトナムでは、生活が苦しくなっている人を支援しようと、街角に無料でコメを提供する自動配給機が登場しました。
引用元 NHK NEWS WEB 2020年4月12日 コメのATM登場 コロナで生活困窮の人を支援で ベトナム
この支援活動は、感染対策の影響でベトナムでも失業者が出始めていることから、現地の企業関係者が始めました。
首都ハノイの街角には11日、銀行のATM=現金自動預け払い機になぞらえて、コメのATMと呼ばれる自動配給機が登場しました。
この機械はペダルを1度踏むとタンクからパイプを通じて3キロのコメが出てくる仕組みで、集まった人たちは機械の前に2メートル間隔で列を作り、順番にコメを受け取っていました。
支援グループによりますと、これまでにおよそ10トンのコメを確保したということですが、活動に賛同する人からコメの寄付が相次いでいるということです。
営業を休止しているバイクタクシーの運転手は「人々の暮らしを気にかけるこの活動はすばらしいです。今は稼ぎがなく食べるものがないので、安心できました」と話していました。
支援活動を始めた書店の経営者は「私も以前は貧しかったので苦しさが分かります。社会の一員として、仕事を失い、収入がなくなった人を支援していきたいです」と話していました。
社会隔離緩和後のソーシャルディスタンスは1m.
コメATMの垂れ幕。Gạoはベトナム語で米。Miễn phíは無料です。コメATM 無料
奥にコメATMがあります。ペダルを踏むと3kgの米が出てきます。
コメATMを待つ行列が出来ています。でも混雑はしていませんね。