ベトナムのケンタッキーフライドチキン お好み焼き風チキンベトナムのケンタッキーフライドチキン お好み焼き風チキン

もくじ

ベトナムのエレベーターには動画広告用のモニターがよくある

ベトナムのエレベーター前にある動画広告のモニター
ベトナムのエレベーター前にある動画広告のモニター

ベトナムのエレベーター内やエレベーターの入り口にはよく動画広告用のモニターがあるんですが、広告主の狙い通りにまんまと動画をじっと眺めてしまうことがあります。今回紹介するKFC(ベトナム語ではケーエフセー)、ケンタッキーのCMもそうでした😂。

ベトナム人は年配者もスマホを使う

ベトナムでテレビはあまり人気がありません。その代わり、スマホが年齢関係なく人々に浸透しています。フェイスブックを使うおじいさんやおばあさんも多いです。

一般家庭の茶の間にテレビはありますが、テレビ番組を見る人は少なく、テレビ用のネット配信チャンネルに加入して海外ドラマを見たり、Youtubeを見たり、ゲームをしたりしています。

テレビ自体が家にあってもテレビ番組を見ない人が多いんです。さらに一人暮らしの若者はスマホがあればテレビを買う必要なく、元々テレビを持っていない若者が本当に多いです。日本も最近はそうなっていますね。

ベトナムは新型コロナウイルス対策前からフードデリバリーが人気

ケンタッキーフライドチキン KFC べトナムの デリバリーアプリの画面
↑ケンタッキーフライドチキン KFC べトナムの デリバリーアプリの画面

今、日本でも新型コロナウイルス対策でデリバリーやテイクアウトが注目を浴びて、外出自粛の影響で飲食店がデリバリーやテイクアウトに注力していますが、ベトナムの飲食店も同じように、デリバリーやテイクアウトに力を入れている店舗が多いです。

しかし、ベトナムは新型コロナウイルスの蔓延前から、バイクタクシーサービスと共にフードデリバリーサービスが都市部を中心に浸透していて、職場のランチや、忙しい日の夕食にフードデリバリーを注文する人が多くいました。

ケンタッキーの新型コロナウイルス対策をアピールしたCM登場

デリバリーサービスの快適さと充実をアピールするケンタッキーのCMはそんな最中の3月に発表されたようです。Youtubeの投稿日は3月27日になっています。私がこのCMをエレベーター待ちの時に初めて見たのは4月半ばでした。

下の動画がそのケンタッキー フライドチキン KFCの新型コロナウイルス対策の動画CMです。ご覧ください。

ベトナムのKFCの非接触デリバリーCM

さわやかに非接触デリバリーをアピールするベトナムのケンタッキーフライドチキンのCM

冒頭は店内勤務時の体温チェックと勤務時のマスク着用、手の消毒から始り、配達シーンではデリバリー時のマスク着用と手の消毒、商品と代金の交換場所用に赤と白のケンタッキーらしい小さい折り畳み椅子が使われています。

この折り畳み椅子はベトナムの路上に広がっている食堂やビアホイにも使われいるサイズの小さいもので、とてもベトナムらしい!お客さんとの距離の2mもちゃんととっています(ムーンウォークがいい感じ😆)。

配達員の接客態度に満足し、OKサインを出すお客さんが家に戻った後に一礼し、椅子をたたむ時にも椅子の消毒を忘れていません。完璧な新型コロナ対策用の接客態度ですね! 

実際にベトナムのKFC配達員がどこまでこのCMのようにやっているかは、直接ケンタッキーにデリバリーを注文したことが無いからわかりませんが(いつもKFCはGrab foodで頼んでいます)、徹底的に清潔にやるのが日本のスタイルですから、日本でも飲食店は今後このような非接触デリバリーのスタイルを、取り入れた方がいいかもしれません。

投稿者 ヨシヒロミウラ

在越ライター。 2017年国際交流基金「日本語パートナーズ」としてベトナムの首都ハノイに派遣される。2018年に任期終了後し帰国するが、同年ハノイに戻る。武蔵大学経済学部経営学科卒業