2021年9月4日16時に在ベトナム日本国大使館からメールが来ました。

内容はハノイ市を3つのゾーンに分けて感染対策を強化するというものです。

また、通行証発行の厳格化についても書かれています。

もくじ

ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市における感染症対策の強化)

ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市における感染症対策の強化)

●3日、ハノイ市は、9月6日午前6時から9月21日午前6時までの間、市を3つのゾーンに分け、特に人口や企業が密集する地域において感染症対策を強化する旨の指示を発表しました。(詳細は、以下をご参照ください。)

●なお、本指示には規定されていませんが、昨日のハノイ市の記者会見では、今後の「通行証」は公安に申請し、審査の上、発行される旨言及がありました。

●邦人の皆様におかれましては、引き続き感染防止対策に努め、ベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。

●3日、ハノイ市人民委員会が発出した指示(20/CT-UBND)の概要は以下のとおりです。

●2021年9月6日午前6時から9月21日午前6時までの間、市の行政区を下記の3つのゾーンに分けて、感染症対策を強化する。

●第1ゾーン:人口や企業等の密集する都市部で感染リスクが非常に高い地域。首相指示第16号【参考1】に基づく社会隔離措置を継続するとともに、市内外の移動や「通行証」発行の管理強化等、より強い措置を実施する。

【対象となる行政区】
ー10の行政区の全域:
Tay Ho、Ba Dinh、Cau Giay、Hoan Kiem、Dong Da 、Hai Ba Trung 、Thanh Xuan 、Ha Dong、Hoang Mai、Thanh Tri
ー5の行政区の一部地域:
Nam Tu Liem、Bac Tu Liem、Hoai Duc 、Thanh Oai 、Thuong Tinの中で川を隔てて都心寄りの地域(Nhue川、Cau Nga水路、Day川、Khe Tang水路、To Lich川、Hong Van水路、Hong河)

●第2ゾーン:Hong河の北側、東側の地域。首相指示第15号【参考2】に基づく措置とともに、安全な生産活動を維持するためのより強い措置を実施する。

【対象となる行政区】

ー5つの行政区の全域:Long Bien、Gia Lam、Dong Anh 、Soc Son、Me Linh

●第3ゾーン:ハノイ市西部、南部の地域。首相指示第15号に基づく措置とともに、地域の定めるより強い措置を実施する。

【対象となる行政区】
ー10つの行政区の全域:Ba Vi、Son Tay、Phuc Tho、Dan Phuong、Thach That、Quoc Oai、Chuong My、Ung Hoa、My Duc、Phu Xuyen、一部地域が第1ゾーンに指定された5つの行政区(Nam Tu Liem、Bac Tu Liem、Hoai Duc、Thanh Oai 、Thuong Tin)の同ゾーンに指定されていない地域。

【参考リンク】
https://vanban.hanoi.gov.vn//documents/10182/2518750/CT-20-2021.pdf

【参考1】
2020年3月31日付首相指示第16号
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0331.html

【参考2】
2020年3月27日首相指示第15号
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0327-1.html

(連絡先)在ベトナム日本国大使館 電話番号 +84-24-3846-3000

ハノイを感染レベルで3ゾーンに分けて感染対策を強化

第一ゾーン(上地図の赤い部分・感染リスクが非常にエリア)は、

Tay Ho、Ba Dinh、Cau Giay、Hoan Kiem、Dong Da 、Hai Ba Trung。。。。など、

日本人が多く住んでいる地区です。

第二ゾーンに勤務する方も多いでしょう。

各ゾーンで感染対策が違う事もありそうです。

「通行証」は公安に申請し、審査の上、発行するなど、移動がより厳格になりますね。

新対策について把握し、政府の指示に従いハノイの感染拡大防止を心がけた生活をしましょう。

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投稿者 ヨシヒロミウラ

在越ライター。 2017年国際交流基金「日本語パートナーズ」としてベトナムの首都ハノイに派遣される。2018年に任期終了後し帰国するが、同年ハノイに戻る。武蔵大学経済学部経営学科卒業