2021年7月20日のべトナムの新型コロナの感染者数が4,789名と保健省から発表がありました。
ホーチミン市が3,322名と多く、ビンズオン省やドンナイ省など南部が中心に増加していますが、
北部はハノイは46名、中部はダナンの61名と大都市の増加が見逃せません。
もくじ
ダナン・ハノイの感染確認も増加中。。。
ハノイは7月6日から、ダナンは7月11日から増加。
ホーチミン市の感染爆発がまだ止まらない状況に加え、第4波の初期にクラスターを抑え込んだハノイやダナンに再びデルタ変異株が発生し、ベトナム全体にさらに緊張が走っています。
今回はベトナムのニュースサイト,VN Expressで毎日更新しているグラフを見て、ハノイとダナンの感染増加を確認します。
感染者数が多い省
ホーチミン市の3,322名が最高で、順にビンズオン省、ドンナイ省、ティエンザン省、ドンタップ省と続き、それから中部のダナンの61名が6番目。ハノイは46名と9番目。
ハノイの第4波の感染者数増加グラフ
グラフを見ると、第4波初期の増加より、7月6日からの増加はっきりと急角度になっているのがわかります。
ダナンの第4波感染者増化グラフ
グラフが急角度で右肩上がりになっています。初期の増加率より明らかに多い。
ホーチミン市の感染者増化グラフ
まだピークの天井がみえません。
感染拡大防止策は今後どうなるのか?
第3波まで有効だった新型コロナ抑込み策はバクザン・バクニンのデルタ変異株には有効でしたが、ホーチミン市内に入り込んだデルタ株を抑込む事に政府は苦戦しています。厳しい社会隔離をしても、まだ増加を止められない。
都市内の感染爆発を抑えるにはどうする事が有効なのか!?
このまま社会隔離を続ける事が一番有効なのか?
ワクチン接種が広がるのを待てば良いのか?
デルタ変異株に加えて、さらに南米ではペルー発祥のラムダ変異株が猛威を振るっています。
今までの経緯からすると、いずれベトナムにもラムダ変異株が襲ってくる事は予想出来る。
ベトナムの第4波新型コロナとの戦いは長期戦に突入しています。