ベトナム財務省は、500万回分のキューバ製アブダラワクチンの購入輸送費用が、

Covid19ワクチン基金から7,426億2,000万VND(約36億円) であると、

9月30日にレ・ミン・カイ副首相 によって署名された決定に記載されています。

もくじ

9月20日にアブダラ1,000万回分を購入する決議を発表

財務省はワクチン基金を割り当てられ、保健省は基金の使用について首相に報告する。

ワクチン資金の管理・使用・支払い・および決済は、適切な目的のために経済的、効率的でオープンかつ透過的に規制を遵守する必要がある。

9月20日にベトナム政府はキューバの遺伝子工学およびバイオテクノロジーセンターが製造したアブダラを1,000万回購入する決議を発表しました。

アブダラはキューバの遺伝子工学バイオテクノロジーセンターによって製造され、

新型コロナウイルス予防接種プログラムで使用するために緊急認可されました。

緊急認可ワクチンは全部で8種類

ベトナムの緊急認可ワクチン

  • アストラゼネカ(英)
  • スプートニクV(露)
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(米)
  • モデルナ(米)
  • ファイザー(米)
  • シノファーム(中)
  • ハヤット・ヴァックス(UAE)
  • アブダラ(キューバ)

アブダラはベトナムによって緊急認可された8番目のワクチンです。

これまで緊急認可された7種のワクチンは、アストラゼネカ(英)、スプートニクV(露)、

ジョンソン・エンド・ジョンソン(米)、モデルナ(米)、ファイザー(米)、

シノファーム(中)、ハヤット・ヴァックス(UAE)です。

9月30日までに、5,070万回分ものワクチンが各国からベトナムに輸送されました。

ワクチン接種を受けた総人数は3270万人で、そのうち2320万人が1回の接種を行い、

2回目の接種を受けた人数は950万人です。(参照)

投稿者 ヨシヒロミウラ

在越ライター。 2017年国際交流基金「日本語パートナーズ」としてベトナムの首都ハノイに派遣される。2018年に任期終了後し帰国するが、同年ハノイに戻る。武蔵大学経済学部経営学科卒業