ハノイ ロッテデパートに売っているApple Airpodsハノイ ロッテデパートに売っているApple Airpods

新型コロナウイルスの感染拡大で、アップル「AirPods」の中国での生産集中による依存リスクが高まり、今後Apple「エアーポッズ」はベトナムでの生産に本格化したとの記事が2020年5月8日の日本経済新聞電子版にありました。

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アップルの「AirPods」、ベトナム生産が本格化 中国での集中生産を回避

アップルの「AirPods」、ベトナム生産が本格化 中国での集中生産を回避
【台北=鄭婷方、黎子荷】米アップルのワイヤレスイヤホン「エアーポッズ」のベトナム生産が本格化したことが、8日までに分かった。2020年4~6月期の出荷量は数百万台と、全体の3割程度に達する見通し。従来は中国で全量を生産していたが、生産の一極集中を回避し、製造拠点の分散を進める。新型コロナウイルスの感染拡大で中国依存のリスクが高まったことにも対応する。

複数のサプライヤー関係者が明らかにした。ベトナム生産は、中国の電子機器大手である立訊精密工業(ラックスシェア)と歌爾声学(ゴーテック)が担う。3月ごろに量産が始まった。両社は既にアップルの有線イヤホンをベトナムで生産しており、その設備をエアーポッズにも活用する。昨年発売した高性能の「エアーポッズ プロ」については引き続き中国で全量が生産されるという。

アップルはスマートフォンのiPhoneをはじめ、大半の生産を中国に頼る。米中貿易戦争の激化を受け生産地の分散を模索したが、米中が1月に貿易協議の「第1段階の合意」に達したため、一時的に分散のペースを緩めていたとされる。

ただ、新型コロナにより中国のサプライチェーン(供給網)が一時混乱し、一極集中のリスクが再び浮き彫りになった。ある業界関係者は「アップルなど米IT(情報技術)大手は生産委託先の分散を再加速させている」と話す。ベトナムは労働者の賃金が安く、新型コロナの感染者数も300人弱にとどまる。中国からの生産の移転先として一段と注目が高まりそうだ。

アップルの「AirPods」、ベトナム生産が本格化 2020/5/8 19:30 日本経済新聞 電子版 から引用

アップル Airpodsのベトナム生産のニュースがベトナムのネットメディアでも話題に

日本経済新聞のこの記事を受けてベトナム国内でもAirpodsのベトナム生産本格化のニュースが話題となっています。

https://kenh14.vn/apple-sap-san-xuat-hang-trieu-airpods-ngay-tai-viet-nam-20200509115524905.chn

https://vnexpress.net/apple-tang-san-xuat-o-viet-nam-4096516.html

Airpods Proの生産は引き続き中国で

ハノイ ロッテデパートのApple専門店
ハノイ ロッテデパートのApple専門店

記事によると2019年に発売した高性能の「Airpods Pro」の生産は引き続き中国でするとのこと。ベトナムでのApple製品の人気は当然高く、Apple製品所有者も増えていますよ。個人的には「Made in Vietnam」と印字されたMacbookやAirbods ProなどのApple製品を使いたいと願っています😃。

投稿者 ヨシヒロミウラ

在越ライター。 2017年国際交流基金「日本語パートナーズ」としてベトナムの首都ハノイに派遣される。2018年に任期終了後し帰国するが、同年ハノイに戻る。武蔵大学経済学部経営学科卒業